「今月(2023.8)読んだ本」と言いながらも9月に入ってしまいましたが、前回の記事の続きを書きます。
※前回の記事はこちら！
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今日は、「天皇とは何か？」をテーマに少しだけ書きたいと思います。
※「天皇」と聞くだけで拒否反応を示す人もいるかと思いますが、そんな人こそぜひ、読んでみてください！
「権威」と「権力」の分離
図を作ってみました😊
「権威」と「権力」を分けた・・・これは、世界に誇るべき、すばらしい日本の文化だと思います！！
日本人の知恵です👏👏👏
国民は天皇の大御宝(おおみたから)です。
天皇のお役目、お務めは、国民の安寧を祈ること。
日本国民の平和と安寧を祈るだけでなく、世界平和のためにも日々祈ってくださっています。
ただ、天皇は政治権力を持たないので、権力は「時の為政者」に委ねます。
時の為政者とは、今でいうと岸田総理大臣を始め、政治を行っている人たちです。
では、国家の最高権威である天皇から政治を任された為政者(政治権力者)は、誰のための政治を行わないといけないのでしょうか？
そうです！！
天皇の大御宝である国民のための政治を行わなければなりません。
国家の最高権威である天皇が大御宝(国民)の幸せを祈っておられるのだから、政治権力者は大御宝の幸せのために働かなければなりません。
はたして、今の政治家たちは、国民のための政治を行っているでしょうか？
「権威」と「権力」が一緒になるとどうなるか？
では、「権威」と「権力」を分けずに、一緒にしたらどうなるでしょう？
北朝鮮の金正恩氏や中国の習近平氏を見れば、分かると思います。
権威と権力を同時に持ってしまうと、どうしても国民を大切にしなくなります。
また、ヨーロッパのマリーアントワネットのように、国民が国家元首を死刑にした例もあります。
権威と権力を同時に持ってしまうと、このように「国民」と「権威・権力」の間に対立が生まれてしまいます。
でも、日本では、国民が総理大臣や天皇を殺したことは一度もありません。
日本は、権威(天皇)、権力(為政者)、大御宝(国民)の三位一体の仕組みのおかげで、こんなに長く続いていると言っても過言ではありません！
二つの統治形態「しらす」と「うしはく」
(「子供たちに伝えたい「本当の日本」(神谷宗幣)より)
みなさんは、「しらす」と「うしはく」・・・この言葉を聞いたことがあるでしょうか？
大日本帝国憲法(明治憲法)の第1条に、
「大日本帝国ハ万世一系(ばんせいいっけい)ノ天皇之(これ)ヲ統治ス」
とあります。
この条文は、井上毅(こわし)が作った草案では「之ヲ統治ス」ではなく、「之ヲ治ス(しらす)所ナリ」でした。
「治す(しらす)」とは古事記に出てくる古語で、「領く(うしはく)」と対をなします。
「古事記」上巻、「出雲の国譲り」
(「増補改訂版 天皇論平成29年」(小林よしのり)より
「うしはく」が私的に領有、支配するという意味であるのに対して、「しらす」は「お知りになる」が由来で「公平に治める」という意味合いです。
「しらす」の観念は、中国や西洋にはありません。
中国の皇帝や王は、国土国民を占領して、私物にする、支配する、領有するのであり、そのような統治形態を「うしはく」と言います。
一方、天皇の統治は、あくまでも国民の心を知って、国民のために行う公共的なものであり、この統治形態を「しらす」と言います。
まとめ
今日は、「権威」(天皇)、「権力」(為政者)、「大御宝」(国民)の三位一体についてと、二つの統治形態「しらす」と「うしはく」について書きましたが、いかがだったでしょうか？
私はこの仕組みについて知ったとき、とても感動しました！
そして、天皇がいるこの国に生まれてきて幸せだと思いました😊
私たちは日本国民であることに、誇りを持たないといけませんね👨👩👧👦
日本にはせっかくこんなにすばらしい歴史や文化があるというのに、近年、この形がどんどん崩れてきてしまっています。
国の形を歪めてまで他の国に合わせる必要もないのに、それをやってきてしまった結果、どんどん「うしはく」に近づいている気がします。
というか、もう「うしはく」になってしまっていますよね😣
私たち国民が知らない間に、どんどん変な法律案が通っています。
前回の記事にも書きましたが、国民一人ひとりがこのおかしな現状に気づき、意識や行動を変えなければ、本当に「日本」はなくなってしまうでしょう。
最後に、ぜひ見てもらいたい動画があります。
今日書いた三位一体のこと、しらすとうしはくのことがよく分かります。
この記事を書くのに、参考にした動画です。
6:40頃から～聞いてください！
youtu.be(YouTube→参政党公式チャンネル)
ここまでお読みいただき、ありがとうございました👩🧡
次回もお楽しみに！
【参考書籍】
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